人相術は運命判断

『人相観は運命鑑定家』

 

太塚観相塾にも人相術を初めて勉強するという方も居られますので、此れは定期的に言わんといかんでしょうということで書いておきます

 

人相というと『性格を看るモノ』という頭で来ると「何かが違う」と最初から噛み合わないことになりますからお伝えしておきます

 

人相観は性格診断屋ではなく【運命鑑定家】ということを先づ知っておいてください。 性格は運命鑑定が出来れば嫌でも読めます

 

性格がどうとか環境がどうとか気にせんで宜しいのです どのみち人相の通りの運命になるのですから。

 

其れより観なきゃいけないのは其の人の『運命』ですよ!  此の人は成功する人(立身相)だとか、 苦労多く開かない人(破敗相)だとか、

 

結婚はする人か、 結婚しない人か、 結婚すると判断したら一度で治まる人か、 治まらん人か、 子供に恵まれる人か、子供は大きくなって自分の力になってくれるか、 

 

放蕩でどうもならん子か、 晩年は子共や孫に囲まれてお金もある程度有って幸せに暮らせる運命の人か、晩年寂しい運命の人か、 そこら辺を知ることの方が重要です。

 

人は自分ではどうしようもない大変重大な出来事に直面して初めて、『こういう運命なんだ』と言いますね。 普段はほとんど言いません

 

故に運命を知るということの重大さに気が付けないんです  性格がどうであろうと、環境がどうであろうと、其の人相(運命)の通りになるのですから、

 

凶ずい相(運命)は断ち切り、吉に変えねばなりません。 此のような『運命』を骨格相法からは其の人一代の運命を、 気色相法からは当面の運命を

 

看破・判断するということなんです。  

 

 それ故、人相術の半断・鑑定方針は【小則救人危難・大則活人性命】 ・ 【遇吉則推・逢凶可断】ということなのです

 

『小なれば人の危難を救い・大なれば其の性命を活かす』 ・ 『吉に遇うては則ち推し・凶に遭うてはよろしく断ずべし』 である