富貴貧賤寿夭(窮通)の相

『富貴貧賤寿夭窮通を八相から考える』

 

八相は貴相、威相、福相、寿相、悪相、貧相、弧相、夭相、の八つの相です。 

 

八相は『気の勢い』を観ることがまずひとつ有りますね 形より気で勢いを判断することが重要なのは言うまでもありません

そしてもうひとつは、骨格(釣り合いの取れた相か不釣り合いの相か、眼相は良いか悪い視瞻・悪眼悪相か)から判断するものです。

貴相・威相・福相であれば勢いが有る時ですが貧相・弧相・夭相では勢いが有りません 

貴相の人は貴き神社の社堂に入るがごとくに思へり。(南北相法)と、此の貴相に準じる神異賦の相を思い出す必要が有ります。

そうです勉強している人はピンと来たと思いますが、貴相を神異賦の中から代表する相は『形容俊雅』を思い出します

つまり、貴相の相は人相が端正で威厳と品格が備わっていると言うことです 故に骨格整い立派な相であるという意味です。

当然家柄も良い生まれです 私は八相で判断する時は必ず神異賦から八相の『それ』に準じる相を合せて観ますね

南北先生の各八相の『相者の心に思へり』に加え、神異賦の八相の其れに準じる相を観る訳だが、ここで知っておかねば

ならぬのは神の見方である。 『神は生命力』である 清濁を中心に眼神、面神、体神、と視瞻、佇まい、其の全体から来る『気』の

ことを雰囲気と言っておるのです。 此の八相それぞれの気と釣り合いの取れた骨格か不釣り合いの骨格か、良い家柄の人か、

賤なのか、立身相か破敗相か、今現在勢いは有るのか無いのか、家運の勢い有る時の生まれか家運衰退時の生まれなのか

先づ此処から判断していく必要があるということなのです。 単に良い線が有るとか無いとかでは一代の運命は分からないと言うこと

なのです。 八相は気と骨格の両方から家の家運・因縁、一代の運命と現在の勢い、富貴貧賤寿夭窮通がひと目で判断つく、とても

重要な見方なのである。 故に、人相観は人相術運命鑑定する上で八相と神異賦は必須科目である。

其の上で、気色・血色・神導線・画相という当面の運勢を気色相法で具体的に判断していくのです