気色のこと

気色・血色・神動線・画相これらは、人相術運命鑑定では、骨格からその人一代の運命を見終わってから取り掛かるものですね。一代の運命を観終わったら次は、気血色から今起こっている問題は何か、どんな事柄か、誰が関わっているか、成り行きと結末は。此の様に、『当面の運勢』を鑑定する相法です。先ず、気血色判断をするには、気色とはどの様なものかが解からないと判断はつきません。当然ですね 少し書いてみましょう。 気色とは、顔に現れた煙の様な姿で、いくぶん盛り上がった様にボーッと現れます。皮膚の上に煙のように漂っているのが気色です。気色は、昔から難しいと言われておりますがそんなことは有りません。『なかなか気色が見えません』などと言おうものなら逆に、ベテランの人相見からは『何だ、気色も見れんのか!』と馬鹿にされる始末ですから、慣れればどうという事はないのです。但し、本当に薄い色の気色ですと見逃すことも多々有ります これは人相見でも余程注意しなければ見えないです。街頭人相見は何故、夜に出てくるのかと言えば、気色は明るい昼間は見えないからです。 特に直射日光など強い陽の光にあたると飛んでしまい、全く見えません。 昔から人相鑑定は北窓が良いと言うのは、適度な暗さがあり、気色が見やすい明るさだからなのです。 夜の街頭人相見の机の上に有る、運命鑑定や手相・人相と書かれた行燈の和紙に包まれたほのかな灯りは、夜の暗い中で気色を見るのに丁度よい明るさだと言われています。もちろん、人相運命鑑定していますという仕事用の看板であることは、いうまでもない。 自分は行燈に加え、手持ちのライトも使っておりますがやはり、ライトを直接照らしますと強すぎる故、ライトの先に和紙か、和紙が無い場合は三枚くらい重ねたテイッシュを折ってライトの先に輪ゴムで止めて光を少し弱めて、照らしています このくらいで気色を見るには丁度良いわけです このライトも強すぎると気色は全然見えません。という事で、昔の人相見も今の人相見も同じ苦労をしてるんですね。笑