神異賦115四反ある莫れ・更に神の昏するを忌む

『四反ある莫れ、五六には必ず凶亡あるを主どる』 四反の相が有る人は、三十歳頃に横死の危険が有ります。 四反の相は有ってはならないと言うております 四反とは、口に稜が莫い・眼に神が莫い・鼻は穴を露わす・耳に輪が莫いが四反です。 簡単に言えば、唇の境界線が無くぼやけている・眼光弱くボンヤリしている・鼻の穴が天を向いている・耳の外郭がはっきりしていないという事ですね。 此のうちのひとつでも有ってもいけないのですが、四つ全て揃っておりますと、三十歳頃には凶亡(大失敗・ろくな死に方しない)が有るのです 特に、神気の昏暗な者は一生涯駄目ですね 神が昏の人です

『更に神の昏するを忌む、八九にも也た意に稍ふことなし』 神気の昏暗な人は、一生涯駄目です。 神が昏するというのは、神と気が暗くてボンヤリしている事です 神も気もその人の生命力です 生命力の強弱は眼に現れます。 眼に現れた神を眼神、顔に現れた生命力を面神、体に現れた生命力を体神といいます。 身体全体、顔、眼の神気が混沌としている事で、此の人は一生、心に稍う事が莫いと言うております。 何一つ思うように成りません 失敗してボンヤリしている内に一生終わってしまいます そもそも神気が弱いのですから、あまり長生きはしないでしょう