神異賦176目に四白多き相と鼻に三凹有る相

『目に四白多きは、弧剋にして凶亡有るを主る』 四白眼の人は、孤独で周りを剋し、死に際も良くありません。 目の白目の部分をハクと言います。 通常は睛セイ(黒目)の左右に白目が二か所あるわけですが、四白と言いますのは黒目の左右だけでなく、上下も白目が見えています。 普段から白目が全部見えている目の相です 此の四白眼の人は、少し出目になっている人が多く、睛・黒目自体が小さくて四白になっている人もおります。 パッと見ても怖い眼相です 人は見たままの運命と性根ですから四白眼の者は、観ての通り、何をするか分からない者です。 本人は、親や妻子等の家族の縁が薄く(独身者も多い)、孤独性で性格に少し異常性が有りますから人間関係にも問題が有るのです。 突発的に事件を起こす事もありましょう 故に、凶亡 良い死に方はしないという事です

『鼻に三凹有るは、必ず貧窮にして弧苦なり』 鼻に三凹が有る人は、貧乏で孤独であります。 三凹は、三つの窪みの事です 鼻筋の途中が指で押した様に窪んでいたり、横から見て鼻筋が波打っている事です 鼻が此の様に波打っていたり、段々になっている等、大きな窪み有る人は貧乏であると言うておるのです。 鼻は財を觀る急所ですから、此処に異常が有るのは財に問題が有るという事です 因みに、妻は財ですので配偶者も此処で観ます。 格好の良い綺麗な鼻の人は妻も美しく綺麗です