神異賦179腿長く脚の痩せたる相と唇薄く口の尖る相のこと

『腿長く脚の痩せたるは、常年奔走して停らず』 足が細くて長い人は、何時も忙しく走り廻って、落ち着く時がありません。 此処では腿も脚もひっくるめて足と言っています 要は、脚が細くて長いヒョロ長い人です 此の人は大抵は速足で歩き、忙しい人。 年がら年中飛び回って落ち着かない忙しい人であると言っておるのです 忙しく飛び回っているのに中々成功しません。 バタバタしとるだけで、相も変わらずの貧乏です 此処では足の相の事を言っておるのですが足は、体の三停では下停となり、晩年運を観る・晩年運を現す部位です 其の部位が痩せているのですから、あちこち忙しく走り回って奔走しても結果が出ないのです。 晩年運も弱い相である 

『唇薄く口の尖るは、好んで是非を説きて了るなし』 唇が薄くて口が尖っている人は、人の事をとやかく言います。人の陰口を言ったり、アレコレ評価をする訳だ 如何にも何か言いたそうな口の相をしとります笑 しかも、話が長くて終わらないのです 急いでいる時に此の人に捕まると最悪ですね 此の人は人の事はいいから、先ず自分のやるべきことをしっかりやるのが先です。 亦た、出っ歯など、ベラベラと詰まらない事を言い廻って失敗したりで、唇の歯を蓋はざるは、事無くして嫌ひを招くの相と似た様なもんで、口の相が悪いとどうしても口が災いの元で失敗します