神異賦218皮膚に香膩有る相と面色端厳なる相

『皮膚に香膩有るは、富室の令嬢たり』 皮膚が香しくしっとりしている女性は、豊で立派な家柄の婦人である。 顔や手・頸などの皮膚の事だ 香は綺麗で香しい様子・膩は滑らかの意 皮膚が綺麗で滑らかで香しい女性は、福家の婦人であると言うておるのです。 富室は豊かな家・令嬢は夫人の事です 此の相の若い女性は、福家に嫁ぎましょう 骨格粗・声粗ではこうは行きません 粗の反対は、皮膚の肌理が細かい、滑らか、潤いが有るなどです 顔・体の三停平等は言うまでも莫いですね 此の皮膚に香膩有る相は玉の輿に乗る相のひとつです

『面色の端厳なるは、必ず豪門の徳婦とならむ』 顔が端正で威厳が有る女性は、秀れた家柄の夫人である。 面色端厳とは、顔つきが端正で厳格が事です 厳か。 此の女性は傑出した家柄の立派な夫人であると言っています。 此の相の未婚の女性は、そういった立派な家に嫁ぐこととなりましょう 威相のひとつです 此の女性は、少しツンとした所が有って澄ましていますが、何となく威厳が有りますので嫌味が無いです。 此の面色端厳の相は玉の輿に乗る相のひとつですが、男に有っても家柄の良さを現しています