神異賦228頭は小にして腹の大なる相と骨少くなく肉多き相のこと

『頭は小にして腹の大なるは、一生多飧に過ぎず』 顔と頭は小さくて腹は大きい女性は、ただ食べて終わる一生である。 此処で言う頭が小さいと言いますのは、首から上の顔と頭全体の事を言っています。 パッと観て頭部が小さい女性です その上、腹が飛び出して大きいのです 此の人は、高い志しや理想・修養などとは無縁の者で、教養も無くただ食べて一生終わるだけの人生だと言っておるのです。 大体が唯物主義で、中には非常に自分勝手で他人の迷惑など全く気にしない本能のままで動物の様な者も多いです 猪相の様だ

『骨少く肉多きは、三十蔫んぞ能く過ぐ可けむ』 骨が細くて肉が多い女性は、若死にである。 骨が小く(細く)て肉が多い人の事を言っています 骨が細くて華奢なのに肉がタップリ付いていて良く太っておる者です 神気が締まっていないのです。 神気は其の人全体の生命力で、肉にしても堅太りは好く締まりがあり、神気も締まっていないと長生きは望めません 大体にして、神気も肉も締まっていないという事自体、既に元気無い状態です。 骨と肉のバランスが取れていないといけません。 これがほんとの贅肉です 此の人は、何で三十歳を過ぎる事が出来ようか、此れでは到底三十歳は越せまいと言っておるのです 此れも若死にの相のひとつです