神異賦316之れを目に応じては玄関に参透し、之れを心に得ては悉く妙理に精し 

『之れを目に応じては、玄関に参透し』・『之れを心に得ては、悉く妙理に精し』

【天童観相塾・人相術講座より】人相術に熟達すれば、玄妙な道に到達し、一切の妙理に精通します。 人相の達人は、人の運命とか吉凶とかを通じて、自然に運命の仕組みと自然の法を悟り、人間の正しい生き方を知るというように、一切に精通すると言っています。 『玄関』は、奥深い悟りの入り口のことです。 日本の家の玄関も出入口ですね。同じことです。 玄関から奥に『参透シントウ』するのですから、奥深い悟りに至るわけです。 この神異賦を読破して心得て実践すれば、結局は悟りに至るといっているのです。 『悉く妙理ミョウリに精しクワシ』ですから、一切の優れた道(悟り)に精通するのです。 序の『石室の丹書を発けば、我が道を忘らるゝ莫し』を思い出します。   これはもう、私の言葉を書き足すまでもありません