鑑定方針

人相術運命鑑定をやるには、必ず学ばなければならぬ古典が有る。神異賦がそれだ 今回はタイトルが鑑定方針故、これを書かねばなるまい。というのも、自分の鑑定方針は神異賦からきているのだから。『小則救人危難・大則活人性命』と『遇吉則推・逢凶可断』である。小則救人危難とは、小なれば人の危難を救い・大なればその性命を活かす鑑定だ。実際の鑑定では、初見でパッと見て運命の急変は無いか看るのである この急変とは、死相や災難の相は無いか、近々事件事故・怪我など危難に遇わないかを判断し、災難の相が無ければよし、災難の相が現れておれば直ちに伝え、危難回避・求人危難を行うものである。これは人相見の大事な仕事です 死相もそうですが、ここでいう災難とは主に剣難の相・火難の相・水難の相・盗難の相・強盗に遭う相・裁判の相などが挙げられます。これらの相はそれぞれ神気や気血色や画相などの見方があるのですが、パッと見て あ、これはおかしいぞ と直ぐ感じるものです。また、座っても心が落ち着かず何となく騒がしく感じられイラつく様にみえたり、周りをキョロキョロしたり誰もいないのに振り返ってみたりと落ち着かない様子がみられます。大則活人性命とはその人の才能を引き出し、活かすことは勿論の事、根本的にその命を活かすことでね。遇吉則推とは良い相の良い運命・良い所は更に伸ばす鑑定をするということで、逢凶可断は悪い相や、悪い考え方、悪習慣などは断ち切り、吉に変えよという鑑定をします。そしてもうひとつ重要なことは、住んでいる地域が栄えるように、地域の役に立つ事を自分の仕事を通じて行う、ひいては東京全体・日本国全体が栄え発展します様にと神仏に祈ることも大事だと考えています。神仏の祈る時は自分の個人的なことより、地域が栄えますように・国が栄え繁栄発展し皆が幸せでありますようにと大きく大きく祈るのが宜しいのである。自分はこのように考えている 仕事を通して、人の役に立つ生き方をする これが自分の鑑定方針である。 2021・11・19 太塚覚龍観相塾