顔面正小人形

 

【顔面正小人形】

顔面に人体を正面向けて大の字に配当したもの。 其の部位の色の吉凶で病気、怪我などの有る場所を探るのに用いる

 

『官禄』かんろくは頭と額に対応する

 

『命宮』めいきゅうは胸に当たり、 心持ち、 食道、 心臓(左側)、 肺の具合を観る

 

『疾厄』しつやくは胸下、 胃、 十二指腸、 肝臓、 脇腹

 

『年寿』ねんじゅは下腹部、 小腸の類

 

『準頭』せっとうは大腸、 直腸、 肛門

 

『金甲』きんこうは腰、 股、 睾丸、 性殖器

 

『人中』にんちゅうは産道、 子宮、 性殖器

 

『法令線』ほうれいせんは股関節、 脚、 足

 

『眉』まゆは腕と肘

 

『遷移』せんいは肘と掌指

 

『鼻全体』はな全体は胴体、 男性器

 

『眼と眼の周り』めとめのまわりは胸部、 肺、 乳、 脇腹

 

『顴骨』けんこつは肺に対応  その他の部位は人形の位置関係で知る

 

例:命宮の赤蒙色は肺に病ある、 常時咳が出る、 左側は心臓疾患の疑い など