『神異賦・小則救人危難』
人相術運命鑑定家 太塚覚龍の鑑定方針のひとつ、救人危難について考えてみる
その前に太塚覚龍観相塾・人相観 太塚覚龍の鑑定方針をおさらいしてみよう 人相術古典、神異賦は
太塚観相塾では必修科目ですから鑑定方針も此処から来ています。 『小則救人危難』 、 『大則活人性命』 、
『遇吉則推』 、 『逢凶可断』 、此れが鑑定方針です 今回の話しは『小則救人危難』だ
『小なれば人の危難を救い、』の部分である 字の通りで人相観は人の危難を救うことが有ります。
其れは剣難の相(事件事故に遭う、怪我病気、其の他、運命の急変は無いか、手術も含む)や夏季になれば毎年
水辺の事故が起こっております。これは水難の相が人相に現れているはずですから人相観が観れば水辺や家でも
水回りには注意してくれと伝えられたはずです 亦た火事になるや火傷も火難の相で人相に現れます 焦げた様な色や
家が燃えている画相があれば火難にくれぐれも気を付けなさいと伝えます。 水難、火難、剣難、だけではありません
盗難相、強盗に遭う相、身体の異変、病気の兆候なども観てとれます。 顔だけでなく手の相にも病気の予告ともとれる
相も現れます ハクが青いのも貧血の相ですからバランスの良い食事を取ってくださいねともお伝えで出来るわけです
弱すぎる神は死相ですから見逃すわけにはいきませんよ こうして人相観は人相術の小なる所では人の危難を救うことも重要な仕事です。
救人危難をやる上でしっかり覚えておかなければならない点があります 其れは『心相と神相』のことだ
人は思っている事が顔に現れる(神気・顔の気色血、表情顔色など)のは当然です これは『心相』ですね
人相観が其の実力を発揮するのは、『神相』の方ですよ 神相は本人が思っていなくても相で現れるものを言います。
例えば、本人は今日事故に遭うなど此れぽっちも思っていなくても人相に事故に遭う相が現われれていれば事故に遭うというものだ
本人は転倒するなど夢にも思ってなくとも、乗ったバイクが転倒している画相があれば本人がバイクで
転んで怪我をするということもありましょう 人相観はこういった本人も気づいていない『神相』を看破し、人を危難から救う、
亦は危難を回避するということも良くあることなのです。 起こってからは誰でも言えますが、起こってもいない内から察知して
人を救うということが人相観の重要な仕事の内なのです 其の為にも日々勉強だし、日々修行ということになりますね!
救人危難は人相術運命鑑定家(人相観)の重要な仕事のひとつと言うことを考えてみますと、顔や身体のひとつのパーツを観て
あなたは○○な性格だなどとやるのは全く足りないし、人相観としてはほとんど意味をなさないのである。
何故なら性格や環境よりも其の人の運命を見切る(鑑定する、判断する)ほうが意味があろうというものだ
遅かれ早かれいずれにしても、人相(運命)の通りになるのだから性格がどうのよりもどうなるか運命判断が必要と言えましょう
人は自分の力ではどうすることもできない事柄に直面して初めて『こういう運命なんだ』などと言うし、そこで初めて
『運命』という重要なものにハッキリ気が付き、運命軽視をやめるわけです。
人相術を学ぶ人には是非とも知っておいて頂きたいのは、
『人相術・人相観は運命を鑑定家であり、性格診断屋ではない』
ということです。 性格診断屋では『神相』は看破出来ません 其処に人相術と人相観の生き方がある