画相の種類

『画相には種類が有る』

 

大別すれば四つである

 

まず、ただちに看取し得るもの、各人の面上に固定しているもの すなわち家族、親戚、父母、兄弟、および他人、

 

ないしはその職業など現在のものが多い。 第二に霊的のもの、これは故人で各自の縁のある者、父母、兄弟、

 

家族、あるいは他人等、または各自の過去の事情等、主に過去のものが多い。 第三には何らかの必要上連絡する、

 

第一と第二が合体して併せて表れるもの。 第四に鑑定せんとする事情を詳らかにするために表れるもの。

 

これはすこぶる広い範囲にわたり、およそ自然界に存在するすべてのものが必要に応じて表現し、移動し、

 

活躍し、点滅し、或は怒れる人、あるいは泣く者、働く者、寝る人、または走る車、流れる水、家屋もあれば

 

山岳もあり、什器もあれば家畜もいるというように、過去、現在、未来を通じて現れるもので、鑑定上特に

 

有意義なものである (量亀流・画相で透視する方法より)

 

対面人相術運命鑑定で画相を観て来た自分が感づるのは、画相を観るには小我を捨て欲を離れ、其処に自己も

 

無ければ他もまた在るを識らず、環境をも忘れ得るの時、すなわち偉大なる・・・ とあるが、全くその通りだと

 

考えている。 南北先生は一度鑑定が始まると鳥の声も風の音も気にならないと言っておられます。

 

其の時、自然と天から連絡が来るという事です(画相に限った事ではない) 南北先生の云う体・用・妙の妙を

 

よく考えなさいという事だ 易も同じだが、画相も『考えたら其処で終わり』である。 画相を見んとする者は、

 

上記の四種類をよく知っておかねばならない。 そして、自分が注目しているのは(画相はもう観れるので)過去・現在・未来の

 

画相の識別である。 此の画相は時間的に何処の画なのかを識別・判断することだ ただ出てる画相観てなんとか

 

だというのでは、浅過ぎるだろう 過去・現在・未来で画相が違うから識別付く。 もうひとつは、慣れてくれば

 

自分から呼び出すことも可能だ 官禄に数字だって現れる 画相判断はただ画相を観てるだけじゃだめだ 実地鑑定で

 

やって来たが故に、言える事がある。それは、画相を観るにも『やり方が有る』ということですよ 此のやり方が

 

分からんと画相はなかなか出来んね。 先づ第一歩は亀田先生の画相を見んとする者は・・・ と、画相の種類をしっかり頭に

 

入れることが先決である 能力、才能あるなしなどと言う前に、しっかり画相のことを勉強し、画相の事をよく知る必要がある

 

ろくに勉強もしないで、画相のことをよく知りもしない状態で画相を見ようとしたってムリです 画相が観られない原因

 

一つ目は此れに因ることが多い