『額の方にして闊きは、初主に栄華あり』 初主というのは、二十歳前後くらい迄の事をいいます。方は天円地方の方ですから、四角ですね 広くて綺麗な角額いの人は早くから(若い頃から)出世して華やかな生活が送れる相です 綺麗というのは、傷やほくろ等の障りが無い事を指します
『骨に削偏あれば、早年に偃蹇あり』 早年も初主と同じで、二十歳か二十歳過ぎくらい迄のことです 顔の三停で初主・早年は上停(1歳~20歳)ですから額の相を云っています。 額の肉付き弱く、骨がデコボコであったり、ガリガリ削れている、又は生え際が不揃いで左右に上下が有るなどの平でない相です この様な相は若い頃(要は子供の頃)に苦労が有る・苦労が有ったということですね 若い時の運命のほとんどは両親の運命に左右されますから、両親の状態や親との縁の事なども額で観ていきます