神異賦81睛の魚目と天柱の傾奇欠する事

『目が生気無く魚の目の様な人は、近い内に死にます』 睛は、眼全体を指す事もありますが、此処でいう睛は眼光をいっています。 眼光弱く、焦点定まらぬ眼の事ですね 此れを魚の目に例えておるのです 此の眼・眼光の人は、病人は勿論のこと、健康な人でも急病や事故等で大抵は死んでしまいます。 眼光・眼相には色々有るのですが、何れもにしても眼相が悪いと子孫に悪い影響が出ます 

『天柱の傾奇欠するは、幻身将に去らんとす』 首が力無く傾く人も、近い内に死にます。 天柱とは、首と鼻の二つをいいます 其のほとんどは病人の事ですが、座っていても首が力無く傾くか、横になった時に鼻が力無く左右に曲がって垂れるともう長くありません。 幻身とは魂の事ですから、当に魂が去ろうとしているの意味です 死相ですね 他にも、普段喧しい人が急に大人しくなったり弱々しくなった時、急に元気が無くなり淋しそうになった時、急に優しくなった時等は注意しなければなりません死ぬ場合があります 当に幻身去ろうとしています 後ろ姿にも現れます