人相術には独特の勉強の仕方が有る!

自分自身そうであった様に、幾らも同じ人はあったのではなかろうか。四柱推命や紫微斗数、周易・断易他東洋占術を学んで来た後、人相術をやり始めたのだが最初、人相術の勉強の仕方が判らなかった。というのも、『ロジック頭』になっていたが為である。今までガチっとしたロジックの有る占術を勉強して来た故に、占術といえばロジックを理解するモノという頭になっていたからだ。つまり、人相術もロジックを覚えればいいという感覚でいると勉強が進まないのだ それは何故か? 何故もへったくれも無く、人相術にはロジックが莫いからに他ならない。(笑)そこで思うのは、何だこれロジック無いじゃない、ロジックスッカスカじゃんどうすんのこれ?となる。東洋占術は難解さ有りといわれるが、じっくり腰を据えて机に向かえば難解だといってもやがて覚えるんだよね。断易だって覚えてしまえばどうってことはない。しかし人相術はロジックが無く、自分で組み立て、鑑定方法を自分で構築するしかないのである。言ってみれば、材料や道具など必要な物は全て渡される。必要な物は全部渡したので、あとはそれらを自由に使って完成させてね じゃあな、あと宜しく!と行ってしまうのである。当然、基本の覚えないと鑑定できない所はしっかり覚えないといけない。神異賦や十二宮・十三部位・顔と身体の三停・五岳・五官・神気・八相・八面・三質・五行などだ。それれから、人相術は骨格相法と気色相法の二本柱で、骨格はその人一代の運命を判断し、気色は現在進行形の事柄と結末を看破するのだな位は知らないと鑑定は出来ません。人相術はロジックで考えるのではなく、感覚で見ていく術ですから頭じゃないんだね。頭でばかり考えてると鑑定はできないのだ 神気や八相など理屈じゃないからね。以前は卜術といえば断易でした 断易が好きでこればかり鑑定に使ってる時期もありましたが、今は卜術は周易を使っている というのも、人相術と周易はロジックがなく、必要なものは全部渡されてあとは自分で好きに道具使って答えだしてねという感覚派のところが占術の組み合わせとして、垣根が無く思考の行き来が分断されないという利点がある。この組み合わせは感覚派の人はやり易いだろう。また、気色の見方・勉強の仕方だが、本を読めば青はこうだ、赤はこうだ、蒙色はこういう意味ですと幾らでも書いてあるし、十分知ることだって出来る。しからば、隣にいる人の顔の何処にどんな色が出取りますかと聞くともう判断つかない。というのも、これもロジックでどうのではなく、実地鑑定を繰り返し、何処にどんな色が現れている、この意味はこうだと自分ひとりで判断し、断じて伝え、直ぐに答え合わせし、自分の判断が正しかったか間違っていたかハッキリだせてこの色は判断した通りであった、自分は好判断したが違っていた、この色はこうとるんじゃないんだと理解すのである。こういった実践鑑定・実地鑑定の経験積み上げによる体得しかないのである。人相見が育たないのはロジックものとはまた違った難しさがあるからなのかもしれない。とはいえ、あまり難しく考えないでパッと見て感じ取ったもので判断すれば中るのが人相術なのだ。