人相術辞典      【な】

『人相術辞典    天童観相塾より』        【な】

 

〔軟〕       (なん)。     『濁(だく・相に濁りがある)にして神無きを軟と謂ふ。  軟なる者は必ず孤なり。   孤ならざれば則ち夭(よう・若死に)す』 

〔南方〕         (なんぽう)。   南の方、  南の国。     『南方の貴宦の清高なるは、  多くは天庭の豊濶なるに生ず』    南の国の高官の清く気品があるのは、 多くは額が立派であるからだ。  豊濶(ほうかつ)は広く豊の意味。   額を南岳と言い、 額の発達した人は南の気を受けていることと、  南方に有利であること。