周易勉強お勧めの参考書

こんにちは 太塚覚龍観相塾・太塚覚龍です  人相術が私の専門でありますが、人相術だけで、他はやらないという訳ではありません。 命術は紫微斗数、(昔は四柱推命)、卜術は周易・断

易・梅花心易迄使います。 自分の場合は順番に学んで来た訳です 周易をやって断易をやって梅花心易という進み方だ 周易は、東洋占術の基礎であるからやらなくてはならない 勿論、普段

の鑑定でも使っている 断易もだ。 断易は、ロジカルで最初はとっつきにくいかもしれませんが、システムを一度覚えてしまえば非常に使い易いです 用神を決めれば後は、余計な事しないで

済むからだ。 しかし、自分は此の『余計な事』が好きなのである 笑 此処で言う余計な事とは、周易での判断の仕方の手法を自分で選定し、自分の考えで一から十まで判断するという事で

す。 つまり、必要な材料と道具は揃っているから、後は自分でこれらを使って自由にやってくれ、そして答えをズバリ出しなさいという事である。 ひとつ私の街頭での占例を挙げてみよう 

今から4年くらい前の事です 三十代半ばの男性が座りました。 ガリガリに異常な痩せ方をしています パッと観て病気だなと直ぐに分かります 男性は、仕事を無くし、お金も無く病院に満

足に行けてないとの事で、持病が進んでいるのではないか、相当まずい状態かまだそんなでは無いか病院に行って、言われる診断が恐ろしいとの事。 其の時既に、人相観ですから糖尿では無い

かと当たりは付いておりました 糖が尿から出て太れない痩せ方です 得た卦が水澤節二爻 水澤節は糖尿ではよく出る卦である そこで考えたのが、一型か二型かつまり、生まれつきの病気か

後天的に成ったものかという事だ 生まれつきのものか後でなったものかでアドバイスが異なるから知りたかったのです そんなのは聞けばいい事ではあるが、それは易者の自分が許さないので

ある笑 では、此の本卦の節は一体、何処から来たものなのかを考えた 三陰三陽卦故、五爻と三爻を元に戻せば地天泰である。 此の水澤節の大成卦は地天泰からやって来たもので、元は健康

体であったが、長年に渡る不摂生と、節度の無い食生活により今の病状に至ったのであろうと、此れを見て判断した。 聞けば、元々は健康であったが、甘いもの大好き、ご飯も定食大盛りとラ

ーメン食べるなどで食べ過ぎ・不摂生で病気になりましたとの事で、当に易の通りでありました。もっと言えば、得た本卦は、過去・現在・未来のどれを表示しておるのか、噬前の審事から決定

する事から始まって、本卦・之卦・互卦・伏卦、賓卦、亦た、いろんな生卦法の他 答えを出す判断するにも、何をどのように、どう見るかから、全て、自分で手法を選び判断するという言わ

ば、『余計な事』が面白いのである。 直ぐにポンと答えだけ出すなら断易だ 周易は自分で全てを決め、断ずる所が楽しいのです 的中させるには幾つも工程内で正しく手法もとらなければ最

終的な答えが的中しないから、読み切って的中させたら非常に面白いのである  最後になってしまったが、周易を勉強するにお勧めする本の紹介をしよう 全部で4冊だ 最初は『現代易占詳

解・鹿島秀峰先生著』初心者は此れから入ると良かろう 次に『易学通変・加藤大岳先生著』・『眞勢易秘訣・加藤大岳先生著』・『易学病占・加藤大岳先生著』の4冊は、自分は周易判断の教

科書と言っている 此れを買い求め、勉強する人はついでに算木も買って頂きたい。 本を読みながら、算木を動かして、そういう事か、なるほど!などと楽しみながらやるのである