異賦56額の偏して平ならざると歩相の正しかざる事

『額の偏して平ならざるは、内は淫にして外貌は無きが如し』 額が偏って平らでない女性は、淫乱ですが外からは分かりません。 額の左右の形が違っていたり、凸凹で平らでない女性は内心は淫乱なんですが、外からはその様には見えません 額が凸凹であったり、削偏であったり、眼に付く程のオデコであったり、額が綺麗でない見苦しい相は必ず何か有ると思って下さい 

『歩走の正しからざるは、外は好くして中心最も悪なり』 歩走は歩相で、歩き方・歩く姿ですね 歩く姿に癖が有ったり、うろうろして真っすぐに行かない人は外見・外面が良くても信用出来ない人物である。 此の相の人は、眼神、面神、体神、眼つき、全体の雰囲気を観ることです 人を恨む様な、拗ねた様な者は心根も悪いです 相に清廉潔白な所が有れば悪相ではない 歩相というのは、よくその人物を現します。 歩より頭を先に出してうなだれて歩く者、蛇の様にくねって歩く者、真っすぐ行かない者、踵を引きずりチャラチャラ歩く者、人を睨み付けながら歩き時々振り向いて後ろを見る狼行の者等、此の相の者は神気の濁りや眼付き、視瞻(眼遣い)を観れば付き合うか付き合わんか判断できよう