神異賦56腮を耳後の見る・眼悪しく鼻の勾れるはのこと

『腮を耳後に見るは、心地狡貪なり』 腮骨が耳の後ろ迄張り出している人は、欲張りで自己中心である。 腮骨は、耳の下に有るアギトの事です エラですね 此処の骨が大きく、耳の後ろ迄張り出している人は、兎に角、自己保存欲が強く、良い悪いに関係無く自分を押し通します。 勿論、執念深い人です この相は昔から有る犯罪相のひとつとされます 顔つきの勢いを観てください 大人しい顔つきであれば気も大人しくごり押しはしません

『眼悪しく鼻の勾れるは、中心に険毒あり』 眼相が悪くてその上、鉤鼻の人は、心に危険な毒があります。 眼相が悪いというのは、三角眼であったり、鋭い眼光や険しい眼、癖の有る眼、油断出来ない眼付き・眼遣い等の事です。 鉤鼻は、準頭が尖って下がる鉤鼻のことだ 中心とは、心根をいいます 険は危険さ、毒は人を害して死に至らしめる事 此の人も手段を選びません あまり付き合わんように。 たのむぞ