相は心を逐ふて生ず

『心は能く相を生ず』

相は心を逐ふて生ず、相術は眞なり。  心ありて相なくば、相は心を逐ふて生ず。 相ありて心なくば、相は心を逐ふて滅す。

 

心は形よりも先に在り、形は心の後に居る。 人相観にとってはお馴染みの言葉であるが、軽く考えてはいけない 全くこの通りである

 

心が(相)形を作るのだから。 全て相(形)は心の現れなのだから。 思い、全て其の思いの通りである 故に観たままという事である。

 

考えれば、意識の起変を能く観する時は万に一失無しというのもよくわかりますね。 観相は心の動きを観れば間違い莫 自分は街頭や

 

吉祥寺占い館『たいゆう堂』で実地研究し、運命鑑定を行っている。 眼の奥をジッと観れば心が観えて来る 眼の奥や身体全体の動き・挙動を観れば心の

 

動きが観えて来る。 煎られる動きや眼が定かならずは近く災難有る相であるし、眼や全体の寂しい相は心に寂しさ有る現れで運命も寂しい

 

のである。 何意なくゆったりとした温かみの有る相の人は心に余裕が有り福相ある暖かな人である 当然運命も豊かなる相だ 

 

相は心有ってのものであるから形自体がどうという事よりも、其れを形作っている元となる心を観ないとイカンのです 

 

心と心の動きを主に観るならば万に一失無しという訳である。