相有前定・世無豫知 ということ

【相には前定あるなれども、世に予めこれを知るものなし】

 

人相術の古典、 神異賦に『人相には前から決まっている運命が現れている』とあるのです。

 

亦た 『前以てその運命を知り得る者はいない』というております  

 

吉祥寺サンロード商店街に机を出していても、鑑定机に【運命鑑定】と書いてあるのを見て【運命鑑定だって アハハ!』とおもいっきり馬鹿にして歩いて行く人、

 

老いも若いも男女問わずおります  此れが示す通り、仕事は何をやっておられますかと聞かれて『人相観です』と言うと急にバカにした態度を取る人も

 

居ります。 まあ其れは神異賦に書いてある通りの事で、とっくに分かっていることですから大して怒りもしません

 

人は自分の力ではどうしようもない事態に直面しないと『運命』を認識出来ません 其のことに出っくわして初めて『こうなる運命だったんだ』や『こういう運命だ』などと言うのです

 

そうなって初めて運命というものをハッキリ認識して、では『自分の運命はどうか』と鑑定に来るわけですね  

 

『相有前定・世無豫知』 人相には前から決まっている運命が現れている のですよ

 

但し、そのことさえ知らない者が多く、前以てその運命を知り得る者はいないとも言うております 全く神異賦の通りである

 

大先生は人相術講座(上)の中で、『世間の風当たりはまだまだ厳しいですが それでも人相術によって助かっている人も大勢いるのですから、

 

世間の厳しさに負けずに頑張って勉強を続けましょう』というお言葉は、私自身にとっても救いである。