相法の体・用・妙の話し

『相法の 体 用 妙』

南北相法より

体:骨格や気血色を観察し識別する   用:その骨格や気血色の意味を判断する   妙:骨格や気血色の意味を離れて、大局的に総合判断する これ「無相の相」なり

 

先ず妙は置いておくとしても、体が出来ない事には鑑定が出来ません。 骨格にしても、気血色にしても、先づ識別出来ないとどうにもなりませんね  簡単に言うと骨格であれば、立派な相で立身出世する相か破敗の相か、三停平等や五岳朝帰の相か、相に虧くる有りの相かどうか、或は八面の何に当たるのか、三質のどの相なのか、五行の形のどれに当て嵌まるのか、当て嵌まらないのかである。 気血色でもそうですね 顔の何処にどの様な色が現れているか、此の部位の色は何色で取るのかなど、識別が出来ないと鑑定は出来ません。 そして、その識別が出来てはじめて、用の「その骨格や気血色の意味を判断する」のである。 ですから、まずは体が出来ないと始まらないのです この体(識別)は、実地鑑定で経験を積む必要があります。 察しの良い人ならもう気が付いたと思いますが、人相術鑑定は【実地鑑定をやらないと出来るようにならない】ということです。 故に、妙は先の話しである