神異賦と八相①

【神異賦から貴相に準ずる相】

 

人相術運命鑑定をする時に八相を識別する訳ですが、此の段階で其の人の運命を一掴みに把握しなければいけません。

 

イキナリ手を観たり細かい線を観てあなたは○○な性格だとか、顔の部位パーツを取り上げて同じ様にあなたは○○な人だとか

 

○○な運命だなどとやってはいけないのです。 人相術運命鑑定は大きく掴み、絞り込むのがやり方ですからイキナリ

 

細かい所を観ても其の人の運命はなにひとつ掴めないのですよ。 という訳で先づ、パッと観た時に大きく運命を

 

一掴みにするのに八相で識別するのですが、此れに加え神異賦からも八相に準ずる相を分けて、八相+神異賦で識別します。

 

今回から八相ごとに神異賦の相を分けて書いて置くので人相術運命鑑定をする人は心して覚えて頂きたい 天童観相塾・『人相術講座(下)』

 

から紹介していくことにする 自分は此れで学んで実地鑑定していて一番良い教科書だと思うからである。 では貴相から行くとしよう

 

《貴相に準ずる相》

 

1.天庭高聳、少年富貴可期 2.形容俊雅、終作高賢 3.指節細脚背肥、須知俊雅 4.貴者定是形殊 5.南方貴宦清高、多生天庭豊濶

 

6.龍眼鳳頸、女人必配君王 7.目長輔采、栄登天府之人 8.明珠出海、大公八十而遇文王 9.龍脳鳳睛、玄齢入相拝相 10.虎歩龍行、劉裕至九重

 

11.人物巉巖、似海低有明珠之聚  12.眉拂天倉、出入近貴 13.観貴人相、非止一途 14.察朝士形、俱要四大 15.腰円背厚、方保玉帯朝衣

 

16.骨聳神清、定主威権忠節 17.伏犀貫頂、一品王侯 18.耳白過面、朝野聞名 19.声響気清、端為潁異 20.面如満月、家道興隆

 

21.唇似紅蓮、衣食豊足 22.歯如榴子、衣食豊盈 23.四瀆清明、終生福気 24.神気澄清、利名両得る 25.気宇軒昂、一生快順

 

26.文武双全、定為刺史 27.眉秀神和、須知間雅 28.木形之人、脩長色青 29.形異神殊、此輩遠超雲路 30.鼻準直斉、富貴自足

 

31.目秀冠玉、敢取中年遇貴 32.皮膚香膩、富室之令娘 33.骨肉細膩、富貴自主清間 34.髪細光潤、稟性温良 35.美女背円、必嫁秀士得貴

 

貴とは貴い、高い、尊敬の意で貴相は貴人のことです 家柄が良い、身分が高い、生まれながらに徳を備えた高潔な人をいうわけです。

 

ですから南北先生のいうておられるように自然と頭が下がるのです 貴い神社仏閣の社堂の入るが如くですね この様な人は貴相・貴人です

 

パッと観た時に神気を感じる訳です 貴人・貴相の多くは五行の木形(スラリと背が高く上が繁る形)に観られます 貴い神社仏閣に入る時の様であるというのも、其の上は

 

鶴形の仙人の相(スラリと背が高く四角い形)であり、其の上は神仏ですから貴い人、貴い神気であるというのも頷けます。