神異賦と八相②

『神異賦から威相に準ずる相』

 

八相 威相は相対して平人が時の太守又は奉行の前に出たるがごとく、ただ何となく懼るるの心自から浮かべり。この人必ず威相なり(南北相法より)

 

1.視瞻平正、為人剛介平心 2.重頤豊頷、北方之人、貴而且強 3.鉄面剣眉、兵権万里 4.燕頷虎頭、男子定登将相 5.虎頭燕頷、班超封万里侯

 

6.金城骨分、限登将相 7.呼聚喝散、只因双顴並起峯巒 8.輔骨插天、千軍勇将 9.眼似虎睛、性厳莫犯 10.骨插辺庭、威武名揚四海

 

11.面色端厳、必豪門之徳婦 12.人小声洪、定須超越 13.龍骨插天、應為宰輔 

 

威相は威厳有る相である 威のある人に向かうと威圧されて自然に頭が下がります。 顔つきだけでなく、身体全体にも威が有り、眼光・神気、

 

声相にも全てに威が現れている。 人を射るような強い眼光が威相の眼で怒気を含んだ相である 神気強いのは生命力強く、活動力強い故、

 

事を成し遂げる力が強いということです 此れは神異賦の相に有る通りで、男女ともに威相はあります 面色端厳、必豪門之徳婦がそうですね

顔が端正で威厳が有る女性のことをいっています 此の女性は傑出した家柄の立派な徳婦だというておるのです 威相は立身出世の相(運命)ですから、

 

未婚の女性の場合は豪門(立派な家柄)に嫁ぐ運命です 皮膚香膩・面色端厳の相は俱に玉の輿に乗るの相の代表格である 

 

玉の輿の話しなら、龍眼鳳頸も代表格だ  貴相も威相も他の八相もそうだが、一口に貴相・威相と言っても色々あるという事です