神異賦金形の金を得たるは金局・土形の土を得たるは土局の事

『金形の金を得たるは金局とす、土に逢ふては陶朱に比すべし』 純然たる金形の人を金局と言いますね 土形に逢うと大富豪の相です。 木・火・土・金・水、どの五行でも、五行の純然たる相の人を局と言います。 金形は方白堅重です 外の五行の相が一切交加していない人を、金局の人といいます。 此の格に入る(各局)に当たる人は発達する吉相です 而も、其の各局の人に後天的に土形が交加されて来ますと、相生の関係ですから益々、金が強くなって愈々発展致します。 此の相の人は、陶朱に比すべしと言うておるのです 普通に金局だけでも大吉相なのに、其処に土形が加わるのですから、陶朱と比べられる様な巨万の富を築くと言っておるのです 陶朱は、春秋時代の人で、大富豪の代表格です  五行はなるべく交加(交ざる)しない方が良いのです 反対のい色々と交ざっている相は良い相としては取りません

『土形の土を得たるは土局とす、火をみては王ガイの如きあり』 純粋な土形を、土局と言います 火形が現れますと巨富を築きます。 敦厚濁肥トンコウダクヒの純粋な土形の人は、土局である。 其の土局の人に後天的に火形が交加されますと、相生の関係ですから、土の勢いが益々盛んになって発達する訳です。 其の勢いは王ガイの如しと言うておるのです 此の人は、土局だけでも大吉相なのですが、そこに火形の相の特徴が交加されてきた訳です 王ガイは晋の時代の人で大金持ち