神異賦272火の光彩に逢ひ、紅にして活を帯ぶる相と水の黒肥に会し、厚にして円なるを得る相

『火の光彩に逢ひ、紅にして活を帯ぶれば、愈々家財を進む』 火形の人が、色冴えて赤みが増して勢いが出て来ると、福寿が倍増する。 益々、火形の勢いが出て来たという事です 光彩とは、色艶が良くて光っている様子を言います。 紅にして活を帯ぶは、顔色の赤みが強くなって、活気を帯びるの意 色冴え、潤い有る相ですから、火形の特徴が強くなってきたのですね 愈々、家財を進むとありますから、運気発展して益々、財産が増えると言うておるのです  発展・発達する相は、冴えて潤い有る色艶の良い色をしています。 反対の見覚める様な色ではいけません 潤い無く、陽の西に傾く色の事ですね

『水の黒肥に会し、厚にして円なるを得ば、倍々福寿を増す』 水形の人が、益々水形が強くなれば、福寿は倍増。 水形の人が、益々色が黒くなって、体も厚く丸みを帯びて来た相です こうなって来ますと、倍々マスマス福寿を増すと言うておるのです。 此の時も必ず、血色の潤いの有る無しと、神気の強弱と清濁をしっかり観なくてはなりません  厚コウにして円マドカは水形の特徴を言っています