神異賦100頭先んじて歩に過ぐると竈仰ぎて天を掴むこと

『頭先んじて歩に過ぐるは、初主には好況有れども、晩景には貧窮なり』 これは、頭を垂れて歩く人の事で、若い時は好くても晩年は貧窮します。 歩相の話で、歩く時に、足より先に頭が行く事をいっています。 項垂れて歩いたり、前に倒れる様に歩いたり、前かがみに歩いたりすることをいいます 此の人は、若い頃は暮らし向きは好くても、晩年には困窮します。 独立すれば失敗し易く、勤め人でもあまり出世は望めない相であります 人相術では、体の歪みや虧くる有る、歩相が素直でない等は、破敗相と判断します。 体の歪みを直したり、普段から姿勢を良くしておりますと、運命も修正されて段々良くなりましょう 凶相とは、狂暴さだけではなく、この様な尻つぼみの運命等も凶と観ます

『竈仰ぎて天を掴むは、中限には破敗有りて田園は耗散せん』 鼻の穴が天向いてる人は、中年に失敗して財産を無くす。 竈は鼻の穴のことです (炭治郎じゃないです)でも鼻の穴は竈の焚き口が二つ並んでいる処とよく似ていますね。 それが天を掴む様に勢い良く上向いている居るのです 此の相の人は、中年に失敗して、財産を無くすといっておるのです 鼻は財星で、中停の鼻は中年運を観る急所ですから、鼻が天向いていると中年に破敗有りと成ります 何れにせよ、鼻に難有りますと同じような運命です