神異賦123臉上に清光の級々と準頭に赤色の重々の事

『臉上に清光の級々なるは、貪婪なれども弧貧なり』 顴骨の正面に、何時でも青い色が有る人は、ケチで欲張るのですが孤独で貧乏です。 臉は顴骨の正面部位で、清光の級々とは、青色が横に棚引いている様子をいいます。 眼の下の顴骨(頬骨)正面に、何時でも青っぽい色が棚引いて淀んでいる相です。 此の相の人は、けちん坊で、欲張りで貪りますが、返って孤独で貧乏するのですね。 自分の事ばかり考えている訳ですから、孤独になって行くとも言えます 顴骨は社会と自分との関係の現れる部位ですので、此処の色が寂しい色ではやはり孤独を表していると言えます

『準頭に赤色重々なるは、奔波し詭計有り』 準頭が何時も赤い人は、策略家ですが色々と苦労が多いのです。 準頭セットウは鼻の先の部分です 準頭が何時も赤いのですが、ただ赤いのではなく、重々ですから濃くて重いのです 此の人は、アレコレ苦労が多く、そして策略家です。 しかし、此の人は策略を用いる割には苦労する者である 大体は、何時も金・金と言って飛び回ってお金の苦労が絶えない人です。 準頭と金甲(鼻、小鼻)は金銭の出入りを観る急所ですから、此処が赤色、重々というのは金銭の苦労が有る相といえます 中々、策略も上手く行きません