神異賦124円融にして小功・方正にして神の舒やかのこと

『円融にして小功なるは、畢竟豊かに亨る』 ゆったりと円満で、しかも繊細な相の人は、自然と成功します。 円融とは、肉付きが有り、円満でゆったりと余裕が有る相の事で、小功は繊細で美しい意 此処でいっておるのは、円満でゆったりとしている相の事ですが、一概に体の大きい小さいに捉われぬよう注意してください。 小柄でも円満な相の人は此の相に当たります 此の相の人は、性格円満融通で人間が出来ていて心も大きいですから、物事が自然に通達して結局は出世するのです  此の反対は、骨格粗で部位に偏虧せる相という事になります  繊細で美しいや、潤い有る・肌理が細かい等は富貴の相である。 富室の令嬢のくだりもそうですね 

『方正にして神の舒やかなるは、終には隠耐に須つ』 端正で神気がゆったりした人も、結局は出世します。 方正とは、肉付き有る角顔で端正な相をいいます 神がノビヤカとは、落ち着いてゆったりしている事ですね 角顔で、神気が伸び伸びとしていて、落ち着いて余裕が有る事を言っています 見るからに余裕があります。 此の人も結局は出世します 形と眼神・面神・体神、全体の佇まいと視瞻をよく観て感じを掴んで下さいね 少しでも落ち着かない所が有りますと、ぶち壊しです