神異賦18準頭と面肉横生の事

『準頭の豊大なるは、中心に凶なし』 準頭セットウと読みます 鼻の先全体を指すのですが、鼻準ビセツの事ですね。 準頭の豊大とは、鼻の先がもっこりと大きいことで、この様な相の者は謀が少なく、善人であると言うておるのです。 凶なしとは、人を陥れる様なことはやらないという意味です。 しかし、眼の相が所謂、悪眼ではいけません 険の有る眼ではせっかくの中心に凶なしといきません 人を射抜く様な眼や、三白眼・四白眼・三角眼などの眼相は逆に、中心に毒有りですからね。 鼻は自分・財運・健康等を観る急所となります

『面肉の横生するものは、情性必ず毒』 面肉横生の者は、心根が必ず凶暴である。 面肉横生メンニクオウセイというのは、顔の肉が横に走る、横に引っ張られた様な顔の事をいいます。 全体に引っ張られた者もおりますし、部分的な人もいますが意味は同じです。面肉横生の者は、とにかく凶暴さが目立ちます。 カッとなったら何をするかわりませんから、近寄らない方が良いでしょう 面肉横生の眼は大抵、眼光強く人を射抜く様な眼の相をしております 険の有る眼ですね 新選組の近藤勇などは面肉横生の相です