神異賦184山根に青色有る事と年上に黒光有ること

『山根に青色あるは、胎を出でてより頻りに災厄を見る』 山根が青い子供は、生まれてから頻繁に病気や災難に遭います。 山根は印堂の下、眼と眼の間です 十二宮の疾厄宮に当たる部位ですね 此処に青い色が出ている子供の事だ 此の子は生まれてからしょっちゅう病気をしたり、災難に遭ったりして、下手すると若死にするだろうと言っておるのです。 病弱の上に、頻りに災難に遭うですから、普段から気を付けないといけません

『年上に黒光あるは、幼歳には多く膿血を生ず』 年上に黒い色が有る子供は、膿血に悩まされます。 年上は、鼻の中程の部位です 此処が何時も黒く汚い様な子供の事を言っています 此の色は気色でも血色でも同じ事ですが大体は血色ですね 脳血は脳汁と血が出るオデキ・タダレ等だ 顔やお尻などにしょちゅう出物が出来る子供がおりますが、其れも膿血のひとつです 昔で言えば、血膿の出る伝染病が其の代表であります