神異賦189鼻梁の低榻なる相と髪際の圧遮有る相の話し

『鼻梁の低榻なるは、當に啾喞の災を生ずべし』 鼻梁が低いベタ鼻の子供は、憂いが多くて幸せが薄い運命です。 鼻梁が低榻テイトウですから、鼻筋全体が低いベタ鼻の事ですね 極端なベタ鼻です。 悲しく泣くという意味から、そういった災がしょっちゅう有るという事です。 悲しい事が多い不幸が運命の人であるという事ですね それでも顔が明るい子であればまだ希望が有りますが、鼻梁が抵榻の上に愁い顔で有れば、不幸な運命は避けられません。 愁い顔は次の愁い事を呼びますから、何時までも不幸な運命からは逃がれられません

『髪際の圧遮有るは、定めて是れ弧刑の子』 額が狭苦しい子共は、幼年に苦労が有ります。 髪際ハッサイとは、額の生え際の事だ 其の生え際が、重たくて額が潰された様に狭い相を言っています。 狭苦しい額ですね 額は顔の三停で言えば、上停で、初年運を観る部位ですから、額に問題が有る相は若い頃(二十歳前後くらい迄)に問題が有り苦労したであろうという訳です。 額が狭苦しい人は、小さい時に親が死んだり、何かの事情が有って人に預けられたり、病気うぃしたり、寂しい思いをする訳だ 孤刑コケイはここら辺の事を言っておるのです。 髪際の圧遮でも、生え際が綺麗で、中停・下停が良い相で顔が明るければ、苦労にも負けずに運命を開いて幸せになって行かれます。 反対に、髪際の圧遮以外の他の相も悪くて、暗い拗ねた様な顔の人は一生苦労します 辛くても、自分の運命を素直に認めて肯定して、心を入れ替えて乗り越えられるかどうかが、運命の分かれ道です