神異賦19苦楽は手足・智慧は皮毛

『智慧は皮毛を主とす』 頭が良いかどうかは、皮膚と毛髪を見ると分かります。 知慧とは、知恵のことですね ここでは簡単に記憶力が良いとか、考え方のことを言っています 皮膚の肌理が細かくて潤いがあって、髪・眉・髭等が細くてしっとりしている人は記憶力が良くて、考えが緻密であるといっているのですね。 頭も柔らか頭といって良いと思います 逆に骨格粗で、粗くて潤いが無い者は大雑把な人です あと、賢いか愚かなのかは眼相と額の相を観て判断します 何でもそうですが、陰と陽がありまして、緻密があれば大雑把もある 骨格形容俊雅有れば、骨格粗もあります 発達相有れば、破敗相が有ります 潤い有れば、潤いの無い相も有ります 人相にも、吉い相と凶ずい相があります 目清眉秀、定為聡俊之兒の目清くて眉が秀でて、眼光定まり、命宮が綺麗な相の者は賢いですから学業も優秀でしょう 当然この様な人は、手や顔の皮膚の肌理が細かくて綺麗です 逆に、眼光が弱かったり定まらない者、眉と皮膚が粗雑な者は学問苦手でしょう 理数系の賢い人は眼光が強く、眼の焦点が合って引き締まった眼光ですね 文科系の賢い人は眼光強くなくて、眉尾細く思いに耽りますとボンヤリした相になります

『苦楽は手足に観る』 苦労するか楽するかは、手と足を観ればわるのです。人相術では、相は運命を語るといいいまして、順調な運命の人は相も延び延びとゆったりしております 紆余曲折有り、苦労多い運命の人は相も紆余曲折が有ります。 順調な運命の代表格は三停平等で、顔の左右と長短、顔・胴体・足の三停も歪む、長い短い、幅が広い、狭いなどが無く良く釣り合いが取れています。 顔・体・全体の骨格に対して、極端に手や足が大きかったり、小さかったり、手の形や掌の線が乱雑であったり、薄くて堅い、潤いが無い、色が濁っているなどのすっきりしない相は体を使い、なかなか苦労の多い運命となりましょう 一見して、苦労してきた人だなあや、此の人は苦労多く大変だろうなあと直ぐに判断つきます。 苦楽は手足に観るとは、不釣り合いに手足が大きいとか小さいとか、粗雑であるとか、肉が多すぎる手や、削げている手などは皆、苦労の多い運命です