神異賦217骨肉の細膩なる相と髪と鬢の粗濃なる相の事

『骨肉の細膩なるは、富貴にして自から清閑なるを主る』 骨格と肉付きの、上品でしっとりしている女性は、富貴で物静かです。 骨肉は骨格と肉付きの事です 細膩はほっそりしていて、滑らかな事ですから、顔や全体の骨は細く、肉が滑らかで潤いが有るという事だ ほっそりしていて上品である 此の女性は、観ての通りで繊細で上品で物静かな人柄ですし生活も豊かです 富貴は、位も高く財産も有りますから自然と物静かで余裕が有り、ゆったり出来るのです 此処で重要なのは、潤いが有ってしっとりや細くて上品であるという事です 丁度、此れの反対の相が、骨格粗です 粗は潤い無く、皮膚もカサカサで骨格もイカツい相では、こうは行きません 全てブチ壊しとなりましょう

『髪と鬢の粗濃なるは、労苦有り終には貧賤と為らん』 髪も鬢も粗くて濃い女性は、苦労ばかりして結局は貧賤です。 髪と鬢が太くて粗くて濃いのです 粗濃ですね バサバサと粗いのです 品が無くて、いかにも苦労しそうだなと思えます。 此の人は、苦労ばかりで貧賤で終わると言っておるのです 何れにしても、骨格立派な人は立身出世の相ですし、潤い有って上品な相は位も高く財産も有ってゆったり出来る相です 此の反対の相が粗が有る人相という事になります 部位に偏虧せる相や星辰に失陥有る相や潤いの無い粗い相は、苦労多い運命です