神異賦223臥蚕に明潤なる紫色・金甲豊腴にして色黄なる相

『臥蚕に明潤なる紫色有るは、必ず貴児を産まん』 妊婦で、臥蚕に明潤の紫色があれば、必ず貴い児が生まれるのです。 臥蚕ガサンは、下瞼の盛り上がった部位です 其の下が涙堂という事になります。 此の臥蚕に綺麗な紫色が現れている女性のことを言っています 明潤なる紫色とは、明るく冴えた潤いの有る紫色ですからそんなしょっちゅう遇うものでは有りません。 貴児とは、貴い児の事で将来立派な人物となる児の事を指します 妊娠しますと、臥蚕から其の下の涙堂にかけて紫色になりますね。 紫色は赤と青の混合色ですから、よく観て赤が濃ければ男児が生まれ、青が濃ければ女児が生まれます。 面白いのは、妊婦だけでなく、旦那の方も臥蚕から下、涙堂まで紫色が現れるということです 夫婦供になります 

『金甲豊腴にして色黄なるは、終には家道を興さむ』 金甲の肉が豊かで美色の女性は、家を栄えさせます。 小鼻にゆったりと肉が有って、小鼻の色も冴えて綺麗な女性の事を言っています 当然、鼻全体の恰好(相)が良い上での話しです 尖った鼻や鼻の穴が天を向く等の相では駄目ですよ 家道は、家運の事ですが、暮らし向きだけでなく道徳等も含みます。 此の人は、物心共に家運が興隆する相で嫁ぎ先を栄えさせます では、男なら此の女性と結婚すれば家が栄えるというかと言えば、栄えるのですが、此の様な立派な鼻の相をした女性はそれだけの良い夫の所へ嫁ぐ運命を持っておりますから、此れだけの女性と釣り合うだけの男性でなければご縁は御座いません。 ご縁の有る無し自体、運命という事ですね 鼻の相の良い女性は、財運・中年運の良さと幸運は決定しとります