神異賦244形体の侷促なる相と気宇の軒昂なる相

『形体の侷促なるは、作すこと猥サイなり』 形が歪んだり偏促な人は、することが卑しい者である。 形体とは、身体の恰好、体つきを言います。 侷促キョクソクは、骨格が歪んで丸まっていたり、左右に歪んで傾いていたりするという意味です。 せむし男なども此れに当たります 此の様に相が歪んで偏っている者は、作す事が卑しいと言っておるのです。 猥サイとは、猥らで自分勝手という意味で卑しいのです 大体は、人相に陰険さと拗ねた様なところが現れています 雰囲気と眼の相が良ければ素直が人も中にはおります

『気宇の軒昂なるは、一生快順なり』 相と雰囲気が高く伸びやかな人は、一生順調な運命であります。 気宇とは、気位とか心持ちの意 軒昂は、高いとか伸びやかという意味です 上記の形体侷促とは逆の相ですね。 見かけの相が良くて、神気(雰囲気)がしっかりしていて、伸び伸びしている人の事を言っておるのですから運命も良いに決まっとるよ。 此の人は、一生順調に行くと言うております 骨格がしっかりしていて、神きもしっかりしている。こういう相の人は順調に行くのですが、形体猥サイや相に虧くる有りの相は見るからに、苦労しそうだなあ、と感じます