神異賦245鼻梁の露骨なる相と背脊の坑を成せる相の事

『鼻梁の露骨なるは、名付けて破祖刑家と為す』 鼻筋が痩せて骨が露れている人は、祖業を破り家を刑す。 鼻梁とは、鼻筋の事で露骨とは、肉付きが悪くて鼻筋の中間当たりの骨が飛び出している様に見える事を言います。 骨気が露れている事ですね 物事をむき出しで、あからさまな人をよく露骨な人とか、露骨だなどと言いますが、此れも同じ事で、中の骨が浮き出た様に見えているのです。 肉付き豊かで、ゆったりとして、余裕が有る方が良いのです 人も鼻も露骨ではいけません。 此の人は、破祖刑家の運命ですから、先祖からの稼業を潰したり、ご先祖への感謝の心無く先祖のお祀りを怠ったりする事も破祖刑家の内です 亦た、此の人は家を駄目にしますから当然、家の治まりも良くありません 性分として、物事を壊していく(刑)が有りますから、運命もその様に成っていきます 家を破る相で破敗相だ

『背脊の抗を成せるは、号して虚花無壽と曰ふ』 背骨の通りが落ち凹んでいる人は、成功も長生きも出来ません。 背脊ハイセキは背骨の事で、抗を成すとは背骨が陥没して溝の様になっている人の事を言っています。 背骨の上から下まで皆な窪んで溝になっておる人も、部分的に凹んでいても同じことです。 虚花は花が咲かない・目が出ないの意 無壽ですから長生きは出来ないだろうと言うておるのです 背骨の異常ですから健康には特に注意が必要です。 人相では小人形で、手相では生命線や頭脳線などで悪い部分を観ていきます