神異賦25貴者と富者

『貴者は定めて是れ形殊なり』 貴者・貴人とは、貴い人の事で、身分が高いというだけではなく、人格も貴い人のことです。 気品が有って近寄り雰囲気が有ります  南北先生は、相対して相者の意(こころ)に貴き神仏の社堂に入るが如くに思へり 此の人必ず貴相なり というておられます。 貴者は定めて是れ形殊なりというのは、貴い人は、決まって人相も格別に優れているという意味です 貴相の人は貴い神社仏閣に向かう様な雰囲気があります。 貴相は大体、五行の木形が多く、スラリとしています 鶴形カクケイとは仙人の相のことですが、貴相は此の鶴形に似た相をしています。 普通より神気も形・骨格も仙人や神仏に近い相です 

『富者は自然に体厚し』 裕福な人は自然に体つきも厚い。 豊かで財の有る者はゆったりと、体が肥えて厚いという事ですね 逆に財が有っても、腰の細い男子などは財は保てません 福相はゆったりとして、体が厚いのが特徴です。 福々しい体つきで堅肥えで、顔の四隅にもゆったりと肉が有り、全体に何となく余裕が有る相ですね 福々しいとは丸みが有る事で、雰囲気も体つきも、鼻や耳なども何となくふっくらしていて暖かみが有って、雰囲気に余裕があります 本当の福相の者は、心も豊で人も物も金銭も良く集まりますし、自分の為だけにしかお金使わないというこでは有りません 裕福な人は、体つきが厚くて、威厳が有り、暖かく豊かな感じがするということです