『声の乾きて韻なきは、何ぞ栄華を得ん』 声に潤いが無く乾き、余韻が無い人は、決して栄華は得られません。 此処で言う乾いた声というのは、声が腹から出ていないで、喉とか頭の天辺から出ている事です。 此れでは、余韻も潤いも有りません ガラガラ声・かすれ声・ささやき声・上ずった声・カサカサした声・等、全部駄目です。 乾燥した様に潤いの無い声はいけません 此れでは、声に余韻が有りません 良い声には余韻が有り、余裕の有る気持の良い響きのことです。 潤いが有り、余裕のある良い声で余韻があるのですから、一緒に居ても気持の良い声ですね 逆に、声の刹ではいけません 栄華を得るどころか、独り閨房に宿す事になりかねません
『膚渋く光り少なきは、終に安逸無し』 膚が渋くて潤いが無い人は、安逸な生活が出来ません。 膚ハダが渋くて光りが少ないとは、顔・首・腕などの皮膚がガサガサで、潤いと光沢が無いという意味です。 此の人には、安逸な日はやって来ないと言うておるのです 此処でも出て来ましが、これも皮膚の『粗』なんですね 骨格の粗、皮膚の粗、粗の相はみんな駄目です 皮膚に香膩有るは、乃ち富室の令娘たりの相は、反対の事ですね 『天童観相塾・人相術講座より』肌の色とか全体の雰囲気とか、全体をパッと掴むようにしましょう。いつも言いますが、富貴貧賤寿夭窮通は、一目見たら分かるものです。人相を見るとはそういうことです。 と、大先生は仰っております 自分も街頭に出ていて思いました いきなり顔のパーツひとつ取って、貴方は○○な性格だとか、手の小さい細い線を一生懸命見てどうだとやる者が居りますが、そんな事では無いという事がよく解かります。 パッと観て、先ず全体の運命を大きく掴む事が先なんですよ 大きく掴み先ず富貴貧賤寿夭窮通が判ること 成功するかしないか等パッと観て判断するんですよ 鑑定はこの様に、大きく掴んで絞り込んで観ていくというのが、基本のやり方です 故に、先ずパッと観て、立身出世の相か破敗の相かを直ぐ判ること 此れには、骨格に虧くる有りか虧くるところ無いかと、三停平等と五岳朝帰と神気は直ぐ観るものです