神異賦280額は火宿たりと鼻は乃ち財星のこと

『額は火宿たり、前三十載の栄枯を管す』 額は火星で、三十歳までの栄枯盛衰を支配する。 額は南岳です(五岳) 南は太陽の位ですから火星である 宿は宿星、そして額は三十歳までの運命を支配すると言うておるのです。 前三十載ですから、三十歳前までの栄枯盛衰・運命の良し悪しを管轄すると言っておるのです 

『鼻は乃ち財星、中五六年の休咎に遇ふ』 鼻は財運と三十一歳から六十歳までの運命を見る。 鼻は財運を観る急所ですね 中五六年とは、三十年に中るの意故、六十歳までの運命を見るという訳です。 休咎キュウクとは、吉凶のことで運命の意。 神異賦の最初に出て来ましたね 『骨格は一世の栄枯たり、気色は行年の休咎を定む』気色は行年(流年)の休咎良し悪し・吉凶を判断するという意味です