神異賦290眼突し屹として蜂目の如き相と口の偏平なること鮎魚に似たる相の事

『眼突し屹として蜂目の如きも、亦た凶刑あるを主どる』 蜂目・蜂眼は、眼の睛が盛り上がった様な感じ(眼突)で、物を注視する様な眼の事です 刺す様な眼で見つめる様な眼付きです。 屹キツは、眼つきが厳しい様子を言います 普段から、ちょっと驚いたような眼つきをしている人だ 時々その様な眼付きをする人も注意しなければ凶刑が有ります 此の蜂目の人は、自分勝手で凶暴であります。 直ぐカッとなって事を起こします こんなことでありますから、当然家は治まりませんし、結局は刑事事件などを起こすのです  『天童観相塾・人相術講座より』自分の生き方は間違いないと思い込んで生きていても、運命が良くない時には、どこかが間違っているのではないかと、素直に自分を見つめ直すべきでしょう。 その余裕が欲しいですね。 運命は正直ですから、そこで気が付くかどうかがこれからの運命の分かれ道なのです。 運命は本当に正直なんですよ。 誤魔化しは効きません。運命は人間の正直な心が作り出したものですから、当然といえば当然な事ですが。 と大先生は仰っております とても勉強になります 運命は自分の心が作って来たものである事が良く分かります 故に、人は見たままの運命であり、みたままの性根であり、見たままの問題があり、見た通りの結果が有るというのも、全くその通りである事がよく分かります 自分は、大先生の生き方を手本としている

『口の偏平なること鮎魚に似たるは、終には須らく困乏せん』 偏平で鯰ナマズのような口の人は、結局は失敗して貧乏する。 偏平な口とは、下唇が飛び出して潰れた様な口を言います 其れが、鮎魚ナマズに似ているという訳です  此の人は、自我と反抗心が強くて、いつも不平不満を言っています。 人の批評とか是非を言って、自分がそれだけの事が出来るかというと、口ばかりの者で結局は、困乏する訳です。 終にはとは、晩年のことですね 晩年が貧乏で寂しい運命だと言うておるのです  口は、飲食と言語の門ですから、恰好の悪い口の相、口の相が悪いという事は、口が悪いということですから口で失敗するということにもなります 人は見たままの運命と性根ですから、上品な口の相の人は言う事も品が有りますし、曲がったり歪んだりして恰好が悪く、粗になればなる程、言葉と内容に品が無くなります