『肩は聳えて声は泣く、賎ならざれば則ち弧なり』 肩が聳えて声が泣く人は、賤しいか孤独のどちらかである。 肩が聳えるというのは、肩の肉が薄くて怒り肩で寒々しい相をいいます 声が泣くは、吠える様な・わめく様な声・シクシク泣く(鳴く、啼く)様な声などの事である 此の人は人間が賤しいか、身分が賤しいか、孤独であるかのどっちかだといっとります。 中には両方という人もおるでしょう 視瞻(眼つき)を観れば判断つきますね 神は生命力で、一番眼に現れます。 これを眼神といっております 顔に現れた生命力を面神・体に現れた生命力が体神というわけだ 此の生命力(神)にも、清濁・正邪・強弱・善悪が有り、どの様な神気かを観ればその人の運命は直ぐに判ります。 因みに、眼神・面神・体神と視瞻眼付と骨格全体の気のことを、雰囲気といっておるのです
『鼻若し梁低ければ、貧にあらずんは則ち夭せん』 鼻が低い人は、貧乏でなければ若死にする相である。 鼻に梁有るは元気で生命力が有り勢い有る相です 逆に、人は死ぬ時の相のひとつに、鼻に力が無く、鼻自体がグニャリとします この事からも、鼻に梁が無いベタ鼻などは生命力が無い相であるという意味になるのです 鼻の恰好が良い悪いに関係なく、鼻筋の低い人は貧乏するか、若死にするかのどちらかであると此処ではいっております また、鼻は自我・健康(内臓の状態)と財運を観る急所です 梁無くベタ鼻という事は大体この人は自我も弱い人であります あと、付け加えれば鼻は財運を観る部位ですから、準頭(鼻の先)が重々赤い相は色々企てをやるのですが、何れも成功せず何時も金無い金無いとピーピー言っとる奴の相がこれに当たります