神異賦53白気粉の如きと青色顴を侵すこと

『白気粉の如きは、父母に刑傷あり』 父母宮に白い気色が有る人は、父母に疾厄が起こります。 父母宮とは、顔面十二宮の部位で、額の中央から少し横の高い骨を日角・月角といい、父母宮といっています。 此処は親の安否を観る急所ですから、此の部位に白気が現れますと父母に疾厄が起こります 気色は、皮膚の上に霞の様にボーッと浮いて見えます 此の顔面十二宮や顔面十三部位等は人相鑑定する上で基本中の基本ですから、覚えないと、どうにもなりません。 ついでですが、目尻の魚尾・奸門は妻妾宮といって、配偶者を観る急所です 此処が青白い色で有ると、妻に病気・災難が起こります 

『青色顴を侵せば、兄弟に唇舌あり』 顴骨に青い色が現れると、兄弟肉親と仲違いが起こります。 顴骨は、対人関係を観る急所です 此処全体に青気が掛りますと、兄弟・肉親・広くは、世間との間に問題が起こって見放される様になってしまいます。 肉親・他人・世間の評価が現れる部位というのが此の顴骨であります 色の良い悪いで吉凶判断します 唇舌とは、親しい人と絶交するという意味で世間が塞がる相。 顴骨は人気を観る急所ですから、選挙の当落等の鑑定は顴骨の相を観ますし、タレントなどの人気も顴骨を観ます 色が良ければ人気者ですが、潤いの無い悪い色の相では人気が有りません