神異賦59結喉あり露歯と粗骨で急皮のこと

『結喉あり露歯なるは、骨肉に分離あり』 結喉が有って露歯の人は、親子兄弟に離反がある。 頚の喉仏が高く飛び出している事を結喉といいます 大体は痩せた人に多い様です 此れは孤独の相のひとつですね。 結喉が有って、更に露歯(出っ歯)であれば血縁が離反する相という事です 血縁身内に縁が薄い孤独の人という事であります 露歯出っ歯の相は、つまらない事を言い廻ったり、大したことでも無いのに人の事をとやかく言って人から嫌われるのです。結喉は一人ひとつとは限りません 人によっては三つの人もおりましょう 

『粗骨にして急皮なるは、寿年短促す』 粗骨で急皮の人は若死にします』 粗骨とは、骨格がしっかりしていない様子をいいます。 弱々しい、顔や体の釣り合いが取れていない、大きくても締まりの無い水ぶくれや、ガリガリに痩せているなどを指します。 急皮は、皮膚が引っ張った様に張り詰めて余裕が無い相という意味です 此の粗骨で更に急皮の人は、寿命が迫っている相で、結局は長生き出来ないのです 立身出世の相や、長寿の相の特徴は先ず何を置いても骨格が立派であるという事である。 骨組み骨格がしっかりしていて、肉付きも良くゆったりが基本です 元々この様に長命や立身出世の相の人は生命力も強く元気なのです。その逆が、骨格粗という事です 骨格粗は生命力弱く、元気有りません面の急皮というのは既にそれだけで短命の相であるから、粗骨で急皮なのは、若死にであるというのは当然のことだ