神異賦60形容俊雅と骨格清奇の事

『形容の俊雅なるは、終には高賢とならむ』 姿形の抜きん出て立派な人は、必ず立身出世します。 一見して抜きん出て立派な相の人の事です 形容とは、人相全般、形貌の事です 俊雅は優雅な事。 スラリと立ち伸びて品格が有ります 「貴者は定めて、形殊なり」という事です。 明らかに俗な相とは違います スラリと立ち伸びて品格が有るは貴相の相でもあり、五行の形では木形に多い相です 「形が異なり」や「神の殊なる」とは、形も神も際立って立派な人の事をいっています。  

『骨格の清奇なるは、必ず顕貴たるべし』 骨格の釣り合いが取れて清く綺麗な人はいずれ立身出世します。 此の相も「形容の俊雅なるは、終には高賢とならん」と同じ事です 形容も骨格も一緒です 姿形が際立って立派な人は必ず世に出るという意味ですね。 俊雅とか清奇というのは、何れも際立って立派な相という事です 此の様な相の人は「形異にし、神殊なれば、此の輩遠く雲路に越ゆ」といって、骨格人相・神気が常人と異なって特に立派な人は必ず立身出世します 遠く雲路を超ゆとは、雲の上に昇るという意味から、立身出世を意味します