『運の勢いを観る』
人相を観るに、先づパッと視て、『勢いがあるか無いか』は意識するもしないも、自然に観てる訳ですが、この勢いの有る無しは重要な話
しなのであります。 勢いが無いという事は、神気(生命力)が弱っている、 運が悪い・停滞している、 という意味でありますから、 病気や災難の相は無いか、上手く行ってない事は何
か、注意して観なければなりません。 この『勢いがない』というのはどうやって視るのかと言いますと、神気と相に潤いが有るか無いかを観るということです。 神気は、神も気もその人
全体の生命力です 此の生命力、神は三つ。 眼神を主として 面神 体神だ 神、生命力の強弱は眼に現れる故、眼に力が無いというのは、生命力が弱まっており極端に弱ければ死相と
もなりましょう。 顔に力があるかは面神、 身体に勢いはあるかを体神、 此の眼神 面神 体神と視瞻(しせん・眼付き目使い)、全身の佇まいを観ればここから来る『気』を雰囲気
と言っている訳である。 亦た、 顔を観れば気色 血色をみるのだが、ここでは潤いが有るか無いかで吉凶が決まる。 肌(顔 頸 手)に潤いの有る相 色も明るくて肌理も細かくしっ
とり滑らかしている相は皮膚の香膩(こうじ)と言って運命順調な吉相である。 反対に潤いの無い皮膚の『粗』の相であると停滞運 苦労多い運と判断しますから、人相術は観たままなのです
ね。 此処で言う 『潤いが無い・肌理が粗い・皮膚の粗』とは、 あくまでも人相術の吉凶判断の言い方であって、 綺麗とか汚いとか美人だとか年とってるとか、そういう意味ではない。
運勢判断において、潤いがあるか無いかと言うのは、運命順調か停滞運であるかという意味で言っておるのです。 人相習いたての者は、この事を知らない人に、『潤いが無いですねえ』と言
ったら額面通り取られて怒られるから気を付けてくれよ。笑 面と向かって、潤いないとか皮膚が粗いとか言わんように。 男面の女性に反撃されてギタギタにされても知らんからな
たのむぞ 笑