『神異賦を考える』 太塚覚龍
人相術を学ぶ者にとって、神異賦は教科書以上の物である事はいうまでもない。 観相の基本であり奥伝である 神異賦の相の人が相談に来て、その相を観て運命鑑定する訳だが、ただ単に
神異賦の相の人が来たから、一度神異賦の相にピタリ当て嵌まる人を鑑定すれば二度と忘れないので、覚えられるというのはもちろんある。 こうして神異賦を覚えるのも当然である だがも
う一歩踏み込んで考えてみたい。 神異賦の相ひとつひとつ実際に鑑定してみると気が付くのだが、 ひとつの相には一つの運命がある。 故にこの相の人はこうなる・こういう運命だ・
『この相の運命の行先はこれである』というのが見えてくるのだ 神異賦の相一つひとつに運命があり、ひとつ一つの運命の行先があるということを知るべきである。 同時にこの運命の行
先は何処行きなのか、どういう運命なのかを知る事こそ重要であって、 鑑定するために神異賦の言葉を覚えるということでは足らぬという訳だ。 此の事を知らずして神異賦は学び進めない
自分の場合ですが、 神異賦の言葉を覚えるだけなら、二週間かかってないです。 街頭に出て、ひとつ一つ神異賦の相に出逢って、全部に出逢うのに時間が掛る(何年も掛る)故、言葉を
覚えることに時間などかけてる暇はないのだ 因みに、自分は神異賦の文をノートに書いてその下に意味を書く。 此れを手書きで四回書いて(要は神異賦四冊作った笑)、 毎日寝る前に
神異賦をド頭から大きく活舌良くハッキリと声に出して読み上げることをした。 毎日神異賦が読み終わったら お休みなさいと電気を消すわけだ 自分はこんな感じで覚えたね 一時
は神異賦の場面が夢に出て来ましたが 笑