方正神舒 終須隠耐

【神の舒やか】

 

方正にして神の舒やかなるは、 終には隠耐に須つ。

 

端正で神気がゆったりした人も、 結局は出世する  神気を考える 此処で言う神が舒やかとは、 

 

神も気も其の人の生命力です 生命力の強い弱いは眼神に現れますね 顔に現れる神を面神・身体に現れたのを体神と云います

 

面神(顔に)力が有って五岳が調和しとる相を五岳朝帰と言って、 財運強く社会で活躍できる相だ

 

此の眼神・面神・体神に加え、 視瞻(眼相、目付き、目遣い)と其の佇まいから来る「気」を『雰囲気』と言っています

 

其の神が舒(ノビ)やかというのは、 落ち着いてゆったりしているという意味であります

 

全体を云いますと、 角顔で神気が伸び伸びとしていて落ち着いて余裕がある相の事ですね

 

このような人は結局は出世するというておるのです。

 

人相術は気や神など『無形』のモノを観ることが多いので、 『其の感じ』を掴むことが大事なんです