神異賦104伏犀あり頂に貫くと輔骨の天を插こと

『伏犀有り頂に貫くは、一品の王侯たり』 伏犀が額を貫く人は、第一級の王です。 伏犀とは、骨気の事です 顔面十三部位の一つ、印堂の辺りから数本の堅い骨気が、生え際へ突入している相ですね。 頂きの方へ貫いている事だ 此の相は、額が凸凹で怒気を含んだ様に汚く見えます。 此の相の人は一品の王侯だといっとります 骨気は、潜んだ骨の気配の事で、堅くて盛り上がって現れます。 金城骨が分かれるのは、大将の相であると書きましたが、言い方が違うだけで、此の相の事です 大将・王者の相だ

『輔骨の天を插は、千軍の勇将たり』 額の輔骨が天中・天庭を插む様に高い人は、勇将の相である。 輔骨は、額の左右の部位だ 此処でいう天とは、顔面十三部位の天中と天庭の事で、左右の骨が天中・天庭を插む様な格好を指しています。 立壁型の額で、陸軍大将などの勇ましい大将の相であります 金城骨の分かれる相と此の輔骨が天を插む相は、額に凄みが有りますから、其の性分も強硬で、残忍性を持つ者となります